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風回廊
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風回廊

¥4,600 税込

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時代は分からない。しかし、この国 日本 のことである。 かつて、巨大なたばこ工場があった地方都市に、 工場で働く人たちのために建てられた巨大な団地があった。 しかし、たばこを吸うという習慣がはるか記憶の彼方に忘れ去られてしまったこの時代、 工場はとうの昔に閉鎖され、団地に住む人は、今は、もういないらしい。 団地の中庭には、広場があり、ブランコや滑り台があり、 何の神を祀るのか「七つ星流星神」ち号された神社もある。 しかし、全てが時の彼方に置き去られたように、 黄色い土と砂にまみれている。ベンチには、砂にまみれた手風琴が・・・。 ある日、ひとりの中年の女が、廃墟の団地に現れる。 女の家業は、出張お見舞い人。 一人暮らしの老人や引き籠もりの中年男性などを 肉親に代わって見舞うことを仕事にしているのだ。 つまり彼らの肉親に代わって、肉親に金で雇われ、見舞う仕事。 それが出張お見舞い人なのである。 女はある時は、病人の妻となり、ある時は姉になり、ある時は孫にもなる。 忘れ去られ、取り残された、一人暮らしの病人たちに 一瞬のぬくもりを与えるといった役割を担っているのであった。 したがって、彼女は決まった住まいをもたず、 各地方の安宿を転々として暮らしているのであった。 今回の依頼人は、なんとこの団地の住人らしい。 住む人のいないはずのこの団地の一体誰が 彼女にお見舞いを依頼したのか、彼女は誰を見舞うのか? 彼女は途方に暮れることになる。 彼女を呼び寄せたのは一体誰なのか? 解体途中で放り出されたこの団地に、なぜか様々な人々が集まってくる。 人との心を浄化するセミナーを主催する女。 その呼びかけに応えて集まった心に傷を抱えた女たち。 骨董、ガラクタを商う行商の男。 風の心を読み。風を語る博士。 七つ子の生き残りだという小柄な兄と、風が吹く時しか喋らない妹。 彼らは一体誰なのか・・・? 孤独な登場人物たちが、歌い踊りながら、 家族を探し、居場所を探し始めようとして、物語は展開していく。。。。